このページは、京都謡曲史跡案内を書くために参考にした本のリストです。
また能を鑑賞するのに参考になる書籍や、レコード・CD・DVDなどの音源も紹介していきたいと考えています。
能の本棚その1 能の本棚その2 能の本棚その3 能の本棚その4 能の本棚その5
能の音楽その1 能の音楽その2 能の映像
監修:金春惣右衛門・増田正造 日本伝統文化振興財団 24,490円(税込)

昭和48年に出た「能楽囃子体系」(監修:金春惣右衛門・増田正造 ビクター LP6枚組)と翌年に出た「能楽囃子のバリエーション」(能楽囃子大系/補遺 監修:金春惣右衛門・増田正造 ビクター LP2枚組)をデジタル化した復刻CD7枚組が2009年3月にでた。初回限定では特典CDが1枚ついている。桐箱入り。
収録されている音源のすばらしさはもちろんのこと、100ページにもおよぶ解説書が、「監修のことば」の中で自ら〈『能楽囃子事典』といった性格も帯びる〉と記されているように、鑑賞するためだけにとどまらず、能の囃子の基礎から楽器の構造、構成までも詳解する格好の参考書となっている。必聴必見!
復刻に際して、解説書も増補改訂されている。
管理人は、iPodに入れて、いつも持ち歩いている。気がつくと、同じ曲を繰り返して聴いている。繰り返し聞く曲は、決まって同じ笛方さん。きっと、こんな笛が吹きたい〜と感じているんだと思う。
〈収録曲〉
1 音取(置鼓)礼ワキ 真ノ一セイ 真ノ来序 早笛 名ノリ笛 次第 一セイ 下リ端 大ベシ 出端
2 真ノ序ノ舞 黄鐘早舞 序ノ舞 イロエ掛リ中ノ舞 イロエ掛リ破ノ舞 盤渉序ノ舞 太鼓入リ中ノ舞 太鼓入リ破ノ舞
3 早舞 神舞 男舞 鞨鼓 楽 猩々乱 鷺乱 カケリ 太鼓入リイロエ 祈リ 舞働
4 歩ミノアシライ アシライ出シ 松門アシライ 物着アシライ 送リ笛(大ユリ) ノット 波頭 早鼓 中入リ来序 「楽器の音色と基本の手組み」
5 「翁」(抄録) 揉ノ段 鈴ノ段 恋ノ音取 懺法 豊後下リ端 「道成寺」 獅子
6 烏手 出端モジリ 八段ノ舞 盤渉楽 笏ノ舞 延年ノ舞 惣神楽 早舞クツロギ
7 狂乱ノ楽 鶴ノ舞 水波ノ伝 知ラセ笛 狂言三段ノ舞 狂言次第 狂言下リ端 狂言早笛 狂言獅子 狂言楽 狂言鞨鼓 狂言神楽 狂言舞働 棒フリ 責メ シャギリ
※1〜5がレコード盤「能楽囃子体系」 6と7が、レコード盤「補遺」にあたる
ビクター邦楽名曲集2 日本伝統文化振興財団

「能楽囃子体系」があれば良いのだけれど、ちょっと能楽囃子を聴いてみたいのには、高い。比較的手に入り易いものでは、こちらがおすすめ。
ライナーノートの金春惣右衛門氏の解説によると、氏と増田正造氏が二人で監修した、能楽囃子に関するレコード、「能楽囃子体系」「能楽囃子のバリエーション」「観世流 舞の囃子」「宝生流 舞の囃子」の4組17枚のレコードから選曲した8曲が収められいる。
〈収録曲〉音取(置鼓) 羯鼓 盤渉楽 獅子 鈴ノ段 延年ノ舞 猩々乱 シャギリ
ビクターエンタテインメント

こちらも「能楽囃子体系」から選曲されている。
ライナーノート、左は高桑いづみさんの解説。右は、能楽囃子体系の解説書より抜粋。
こお2枚収録曲は一緒。気がつかずに買ってしまった。とほほ。
〈収録曲〉道成寺 鶴ノ舞 (新作) 鈴ノ段 (三番三) 猩々乱 獅子
コロムビアミュージックエンタテインメント

ライナーノート(堂本正樹)に、「渋谷観世会館の能舞台で、「舞」のある曲は、観世流の関根祥六氏の舞を伴って実際に演奏し、それを初めて、デジタルダイレクトレコーディングしたもの」とある。CDであるので、目の前に舞姿はみえないけれど、舞姿が浮かんでくるような気がする。
〈収録曲〉乱序 盲目之舞 羯鼓 早笛 松門之応答 下り端 翔 水波之伝
乱拍子 早鼓 大和舞 雨夜之伝 舞働 楽「バンシキ」 村雨留 祈り 獅子
〈演奏〉笛:寺井九八郎 一噌幸政 小鼓:敷村鉄雄 大鼓:亀井忠雄 太鼓:小寺佐七
日本コロンビア株式会社

上の「妙花 能楽囃子 静と動の世界」と収録曲がだぶる。ライナーノートの解説は、竹内道敬。
〈収録曲〉乱序 羯鼓 早笛 松門之応答 下り端 翔 水波之伝 乱拍子 早鼓
雨夜之伝 舞働 村雨留 祈り 獅子
〈演奏〉笛:寺井九八郎 一噌幸政 小鼓:敷村鉄雄 大鼓:亀井忠雄 太鼓:小寺佐七
キングレコード

日本の伝統音楽のシリーズ全10巻の中の1枚。スタジオ録音なのが残念。
能楽のライナーノートとは別に、日本の伝統音楽の解説書もついていて、日本の伝統音楽に使われる楽器の解説が写真入りで詳しく紹介されていたり、コンパクトながら読み応えあり。
〈収録曲〉お調べ 三番叟 揉之段 三番叟 鈴之段 序之舞(太鼓入り) 中之舞(太鼓入) 早舞 下之高音 神楽 獅子「石橋」より
〈演奏〉笛:中谷明 小鼓:敷村銕雄 宮増純三 宮増新一郎 大鼓:柿原崇志
太鼓:小寺佐七
日本伝統文化振興財団

第8回ビクター伝統文化振興財団賞「奨励賞」を受賞した葛野流太鼓方亀井広忠師。その副賞として制作されたアルバム。宝生能楽堂で収録。
能楽囃子を楽しめるアルバムで、全く能に興味の無い人にも、聴いてみてとすすめたい1枚。
藤田六郎兵衛師(藤田流11世家元)の笛を初めて聴いて衝撃を受けたのも、このアルバム。
〈収録曲〉三番叟(揉之段 鈴之段) 猩々乱 宝生流 延年之舞 道成寺組曲 獅子
〈演奏〉笛:藤田六郎兵衛 一噌幸弘 小鼓:大倉源次郎 古賀裕己 吉阪一郎 成田達志
田中伝左衛門 太鼓:金春国和 田中伝次郎
監修:金春惣右衛門・増田正造 ビクター音楽産業 1973年 1974年

収録曲は、CD版と同じ。
「能楽囃子体系」は6枚組。「能楽囃子のバリエーション」は2枚組。
監修:金春惣右衛門・増田正造 ビクター音楽産業

5枚組。〈収録曲〉〈演奏〉準備中
講談社 1982年

10枚組。〈収録曲〉〈演奏〉準備中
監修:羽田昶 CBSソニー 1980年

2枚組。〈収録曲〉〈演奏〉準備中
監修・解説:横道萬里雄 ビクターレコード

上 3枚組。〈収録曲〉〈演奏〉準備中
下 3枚組。〈収録曲〉〈演奏〉準備中
構成・解説:横道萬里雄 観世栄夫 ビクター音楽産業

5枚組。〈収録曲〉〈演奏〉準備中